近藤倫子(江東区児童家庭支援士)
「LGBT理解増進法で子どもたちが危ない」
昨年の4月〜5月にかけて、自民党内でLGBTに関する法律が可決されるかもしれないといった報道が増え、その時に直感的に「子供達が危ない」と思いました。
前述した事もそうですし、女の子達(中高生含む)は公衆トイレに行けないだろうなと心配になりました。この事は女児・女子に限らず、男児・男子も気をつけないとなりません。
私以外の支援士も、知り合いの幼稚園や保育園の先生達も同じ思いを抱いています。みんな危機感を持っておりますし、特に子供達に接する職業の人達は皆、子供達をどのように守ればいいのか、ととても悩んでいます。自認女性(体は男性)に対して誰何をすれば、差別主義者と言われるかも知れません。子供を守る為に行った行為が、反社会的な行為を受け取られるかも知れません。
このようにして考えますと、LGBT理解増進法案を進めた政治家や一部の活動家の人達は、結局は大人の目線でしか物事を考えていないと言えます。性的少数者に配慮するとはいうけれども、少数者である子供達への配慮が全く考えられていません。また、LGBT理解増進のための法律なのに、本当の当事者の皆さんの声が反映されていません。私の友人にも同性愛者がおりますが、友人達は「ほっといてほしい」と話していました。「私達は今までも柔軟に生きてきたし、今更そんな事(LGBT理解増進法案の可決)をして逆に注目されてしまい困っている、本当に嫌だ」と言っていました。また、「心の性も大切だけど見た目の性別で判断される事は社会の秩序を保つ為には必要な事」と言っている同性愛者の友人もいます。
こうして考えてみますとLGBT理解増進法案は、同性愛者の当事者達の為のものでなく、「LGBT団体・活動家の為のもの」だと言っていいのではないでしょうか。
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