――ホームページでは、今後どのようなことを発信していきたいとお考えでしょうか。

早くからLGBT法案を可決したアメリカの州における最新情報のほか、LGBT理解増進法によって影響を受ける方々に向けた情報を発信したいです。LGBT当事者の方もそうですし、この法案が通ったことによって影響を受ける教育現場の方たちだったり、サロン、ソーシャルワーカーの方だったり。そういう方たちの声、実際に悩んでいる方々の生のご意見なども広く公開していきたいです。

法律や政治に関して無関心な方も多いと思います。自分の生活にはそんなに関係ないと思っている方が私の周りにも沢山いるし、私自身もその１人でした。しかし、政治に無関心であっても、政治と無関係ではいられないことに気づくと思います。政治家の方を応援するだけでなく、監視していくことが成熟した社会には必要だと思っています。そうしたきっかけとして、このホームページを活用していただけたらありがたいなと思います。