――イギリスと比較して今の日本の状況をどのようにお考えですか。

それぞれ人によって感じ方も違うと思いますけれども、私はこの数年で、日本がイギリスと同じような状況になるのではないかと思っています。また、最近の情勢を見ると、イギリスよりも過激になった世の中になっていくのではないかと心配しています。

今、活動家などの声が大きい人達によって、法律などの社会制度を変えていこうという運動がありますが、一般の人々は社会制度を変えた結果、犠牲や事件が発生しないと危機感を持ったり、対策をしたりしようってなかなかならない傾向があると思います。
社会制度を変えて犠牲や事件などが発生する前に、一歩踏みとどまって考えることを行わないといけないと思います。

活動をされている人々の「社会制度を変えるべき」という主張を一旦平等な目で、そして女性だったり、子供を育てる親としての目線でしっかり考えていかなければならないと思います。それこそが、将来子供たちが安心して生活できる世の中につながるはずです。